移民とともに北米の歴史を歩んできた牧羊犬・カタフーラ・レオパード・ドッグ

・歴史

カタフーラ・レパード・ドッグは、アメリカのルイジアナ州を原産とする犬種です。
「聖なる湖」を意味するカタフーラ湖周辺で多く見られたことから、この名前がつきました。

とても筋肉質な体つきで、力強い牧牛犬です。毛色にはさまざまなバリエーションがあり、
大きく分けると、大柄で明色のもの、黒毛や茶色系統に黄色が混じったもの、そして小柄で青い瞳とヒョウ柄が特徴的なタイプのものがあります。

もともとは、16世紀にアメリカ大陸を訪れたスペインの調査団が連れていたマスティフ系の軍用犬がきっかけとなっています。
原住民がスペイン人を沼に沈めて撃退したさいに、生き残ったものが飼いならされて現地の犬と交配されることで生まれました。

さらに17世紀には、フランスからの移民が連れていたボースロンが加わり、現在の犬種となりました。
そのころにはネイティブだけではなく、ルイジアナ州全体で牧牛権としてあつかわれるようになります。

1977年になるとカタフーラ・レオパード・ドッグの全米協会が設立されることになります。
1979年には州犬にされるほど人気のある研修で、現在では愛玩犬やショードッグなどとしても飼われています。

北米ではもっとも古い犬種といわれ、牧牛犬のブルー・レーシーという牧牛犬種の元にもなっています。

ただし、犬種としてはユナイテッドケンネルクラブ(UKC)の公認、アメリカンケネルクラブ(AKC)の暫定公認のみで、
国際畜犬連盟(FCI)からは認められていません。

北米のほかではほとんど見ることができません。

・性格

性格は、基本的におとなしく、しつけやすい犬種です。

その一方で、見た目どおり大胆で自己主張の強い面も持っています。
ただし、人間に攻撃的になることはほとんどありません。

牛をまとめるときにも、直接的に追い立てるほうが得意です。牛のリーダーを攻撃したり、咬んで移動させることもあります。
牧牛犬の特徴としてよく吠えるので、番犬にも向いています。

・平均体重

サイズは、オスの平均体高が61~66cm、メスが51~56cmほどで、平均体重は22~44kgとなっています。

・平均寿命

平均寿命は10~14年くらいで、長く生きやすい犬種です。
ただし、股関節形成不全になりやすく、また白い毛が多いと聴覚障害になる確率も高くなるといわれています。

・飼育時の注意

しつけ自体はしやすい犬種ですが、自己主張が強い面もあるのでしっかり行う必要があります。
つねに自分が群れのトップになろうとするので、子犬のころからしつけ、主従関係をよく分からせるようにしなければいけません。

また、群れで過ごすのを好むので、孤独には弱い面があります。その点からも、できるだけ室内で飼ったほうがよいでしょう。
牧羊犬だけあってとてもエネルギッシュで、運動量もかなり多めです。毎日1時間以上の運動はもちろん、
その力を思いっきり発揮できるように走らせることもしてあげたほうがよいでしょう。

病気は股関節形成不全になりやすいので、特に成長期には食事管理などをしっかりしてあげる必要があります。