古代犬の血を引くタイ王国唯一の公認犬種

・チャームポイント

タイ・リッジバック・ドッグは、タイ王国で狩猟犬や番犬として飼われている犬種です。
現地では「マー・タイ(タイの犬)」と呼ばれ、今のところタイ王国ではFCIから公認されている、ただひとつの犬種となっています。

かなり原始的な犬で、野犬のディンゴなどによく似た姿をしています。
体つきは筋肉質で引き締まり、毛は短く、レッド、ブルー、ブラック、シルバーなどの色があります。

耳は大きくピンと立ち、細い顔の鼻先は黒くなっています。尾がわずかにカーブしているのも、特徴のひとつです。
そして、何といっても最大のチャームポイントが、名前のもとにもなっている「リッジバック」。
うなじから尾の付け根まで、逆毛になって盛り上がったラインはとても個性的です。

性格もとても物静かで、優しく、飼い主に忠実です。

最近では、ショードッグとしての人気も高まっているようです。

・遊ばせ方

普段はとても物静かなのですが、動くときにはとても敏捷で、かなりの跳躍力を持っています。
運動量が多いうえに、スタミナも抜群です。散歩は速足で、1日に60分の散歩を2回はしてあげるようにしましょう。

ただし、寒さに弱い一面があるので、冬はできるだけ温かい時間帯を選んで外に出すようにします。
若いうちはとにかく活発に遊び回りますが、年を取るにつれて飼い主のそばで静かに過ごすのを好むようになります。

・日常のケア・好きな食べ物

寒さに弱い犬なので、冬はできるだけ室内の温かい場所で飼ってあげるようにしましょう。
また、とても寂しがり屋で、家族から離れることを好みません。屋外で飼うには、あまり向いていない犬種です。

毛はとても短く、ブラッシングする必要はありません。汚れが目立ったら、固く絞ったタオルで拭いてあげるとよいでしょう。
抜け毛もなく、よだれを垂らすこともないので、かなり飼いやすい犬と言えます。

食事についても、サイズにくらべてとても少量しか食べないので、経済的にも優しい犬です。

・しつけで配慮すべきこと

飼い主にはとても忠実な性格をしていますが、警戒心が強い一面も持っています。
不審な人物を見かけると、かなりしつこく吠えて、追いかけ回すこともします。番犬には、とても向いていると言えるでしょう。

一方では、子供とはとても仲良く過ごすことができます。
ただし、やや頑固で独立心が強いので、子犬のころからしっかりしつけを行っておくことが大切です。

・気をつけたい病気・対処方法

とても体が丈夫な犬種です。

ただし、皮膚病にはかかりやすいので、日頃からよくコミュニケーションを取って、地肌の様子には気をつけてあげてください。
異常があれば、すぐに動物病院に連れていくようにしましょう。